NPO住品協では住宅地盤の品質向上を目的に掲げ地盤事故の根絶を目指し、啓蒙活動、技術者教育、認定資格試験、調査研究を行っています。
最低限守るべき調査・工事の基準を「技術基準書」としてまとめ、それを実施、監督する認定資格者という一体の構図を描いています。
この認定資格には調査・設計施工の2部門があります。それぞれに住宅地盤の実務に携わる方に必須の住宅地盤技士、上位資格の指導・監督者に必須の主任技士があり、計4種類となります。
業務との関係を一覧にすると下表のようになります。
業務 | 資格 |
---|---|
地盤調査の実務 └事前調査、現地調査、地盤解析 | 住宅地盤技士(調査) |
地盤調査の承認及び責任者 └基礎仕様判定の承認 | 住宅地盤主任技士(調査) |
地盤補強工事の実務 └設計、施工管理、品質管理 | 住宅地盤技士(設計施工) |
地盤補強工事の承認及び責任者 └設計の承認、工事完了引渡しの承認 | 住宅地盤主任技士(設計施工) |
2022年6月現在、延べ6195名が資格者として認定されています。
また、入門編として住宅地盤の調査・補強工事に従事する実務者の知識レベルを、研修会と効果測定により認定する住宅地盤スキルアップセミナー(旧:実務者研修会)も開催しています。
毎年10月全国会場にて「技術者認定資格試験」を開催しています。
●住宅地盤技士(調査部門)———-2539名
●住宅地盤主任技士(調査部門)——-886名
●住宅地盤技士(設計施工部門)—— 1940名
●住宅地盤主任技士(設計施工部門)—830名
※2022年6月現在
試験の「出題内容」と「注意事項」を掲載しています。受験される方は必ず目を通して下さい。
例年、出題される分野やキーワードを記載した、試験の「出題内容」をHPに掲載しています。
受験の参考となるように、この出題内容に関連するスライドを「試験対策のポイント」
として掲載しています。受験勉強の参考として、是非ご活用下さい。(2022年度 9/22訂正版掲載中!)