東北地方太平洋沖地震宅地調査委員会
NPO住宅地盤品質協会  技 術 委 員 会
1.はじめに
 今回の東北地方太平洋沖地震は、甚大な被害を及ぼしており、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて、NPO住宅地盤品質協会として、このたび東北地方太平洋沖地震宅地調査委員会をスタートさせて地震に対する今後の提案を行っていくことにしました。
 
   
2.東日本大震災に関する宅地被害アンケート
東日本大震災における住宅地盤の被害について会員の皆様からアンケートを実施いたしました。
              実施期間 2011年4月28日 〜 (約1ヶ月間)  
※回答は締切ました
   
  アンケートはこちら  「東日本大震災における住宅地盤被害のアンケート」(PDF)
   
3.東日本大震災に関する宅地被害アンケート概要報告
2011年4月28日から実施したアンケートに関する概要を報告いたします。今後、詳細な結果について報告を引き続き行います。
  今回のアンケートで会員の32%にあたる164社から回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。
  そのうち、震災被災地区での調査および工事施工の実績は60社から実施ありとの回答をいただきました。

概要は以下の通りでした。
@ 宅地の被害事例としては液状化が最も多く、次いで擁壁変状、造成地のすべり破壊となっておりました。
A 地盤調査による震災予測について予測できたのは、液状化22%、造成地のすべり6%、擁壁変状11%と比較的低い割合でした。
B 補強工法による効果については、おおむね補強による効果があったとの結果でした。
工法別で効果があった順番としては、鋼管、柱状改良、表層改良の順番でした。補強工法の効果が見られたことは、業界としても好ましいことと考えられます。
ただし効果がないとの事例もあることから、今後詳細に検討していく必要があると思われます。
   
グラフなどを含んだ概要報告書はこちら「東日本大震災に関する宅地被害アンケート概要報告」(PDF)